東京の街は光で溢れてる。

人がいて、建物がいて、

私の住む都会と似ているようで違う場所。


眠らない、眠れない世界。


そんな街に思えた。

photo by LOMO LC-A




夕方。

太陽とのお別れの時。

沈んでいく光に目を奪われながら夜を待つ。


立ち止まることで自分がひとりぼっちと錯覚する事もあるけど、

また昇ってゆく君を見ると、そうぢゃないんだ、と気づく。


待っててくれる人がいるから。


僕がその先に進めないで居ると、手を差し伸べてくれる誰かが居る。


そんな優しさの世界に、生きている。

そんな温かみが在る世界に、生きていたい。


だから僕も手を差し伸べるよ。

もし君が、動けないのであるなら。
もし君が、進めないのであるなら。

僕も君も一人じゃない。

僕らは見えない繋がりを持ちながら、生きてるんだ。
ゆきゆき

さくさく。

歩くと雪が軋む音がした。


滑りそうになりながらそれでも歩いて、
道の脇に誰が作ったのか、雪だるま。

そんなちょっと微笑ましい雪の造形に笑顔しながら目の前を映す先に。


もみじと、ゆき。


秋の風物詩と冬の象徴が目の前にあった。


不思議な融合だけど、でもそれには何か意味がある気がした。


燃えるような真っ赤な葉に凍えるような真っ白の結晶。



「写真、撮ろうかな」


時間を忘れて、その二つが其処にあったことを心に刻みつけた。


夕焼けが綺麗だった、あの雪の日。

photo by LOMO LC-A

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